<倉庫>小型リフト・ピラリフターの組立て・設置方法/神奈川県T商店様
「倉庫を購入した時から設置されている小型リフトだけど、古くて使うのが怖い、新しい安全なリフトにしたい」というご相談をいただきました。
古いリフトは撤去し、新しい小型リフト(ピラリフター)を設置しています。
ピラリフターの設置工事から完成までを写真と共にご紹介します。
こちらがピラリフターの設置場所です。
リフト周りの鉄骨組と金網囲いは建築側であらかじめ施工していました。
ピラリフター本体を2トン車で運び込んでいます。
2トン車の荷台からピラリフター本体を設置場所の近くまで運びます。
写真は、ピラリフターのカゴ部(写真左)と支柱部(写真右)を運んでいる様子です。
2トン車から小さい台車に乗せて運びました。写真右の支柱部は、前方と後方の小さな台車を置いています。
こちらがピラーリフターの主な部品一覧です。
ベース部
支柱部
カゴ部
T商社様では安全のためにオプションで柵・扉を付けました。
ピラリフター(小型リフト)の設置工事
支柱部を2階の鉄骨の梁(はり)に固定した電動ウインチで吊り上げます。
ピラリフター本体に接続する3相200Vのコンセントを作っています。
ベース部と支柱部を繋げる作業です。
一旦、ベース部を解体し、電動ウインチで吊るした支柱部を上からはめ込みました。
次にピラリフターのベース部(土台)を床に固定します。
写真は、アンカーボルトを打ち込むために電動ドリルでコンクリートに穴を開けいる様子です。
開けた穴にアンカーボルトを打ち込み、ピラリフター本体と床を固定します。
ピラリフターの頭脳となる制御盤です。
カゴ部と支柱部を接続しています。
ピラリフター本体を固定するために振止めを取り付けます。
写真左は、支柱部がずれないように高さ調整をしてる様子です。写真右は、振止め取り付け後の写真です。
写真は、安全装置の一つである停止リミットS/Wです。
カゴ部が停止リミットS/Wに触れるとピラーリフターの昇降が停止します。段差が出来ないように高さを調整して取り付けています。
また、落下防止装置も標準搭載されています。地震などによりカゴが落下しそうになった時、支柱の穴にクサビが食い込み、落下を防止します。
摩擦を低減させるために潤滑剤の一種であるグリスを塗っています
ピラリフターの完成写真です。
→この小型リフトの動いている動画はこちらからご覧いただけます。
1階
2階
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