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昇降機の豆知識
リビングの日当たりを良くできる、風通しが良い、プライバシー性が高くなる、眺めが良くなる、天井を高く出来るなどのメリットから、最近はリビングを2階にするケースが多くなっています。
しかし、2階リビングにはデメリットもあり、その1つが「階段の上り下りが増えてしまう」ことです。
特に、お米、牛乳・水などの重たい荷物を手に持ちながら、階段を上り下りするのは大変です。
まだ、若いうちは大丈夫かもしれませんが、高齢になって足腰が弱くなってきたとき、または、足を怪我をしてしまったときは、ますます大変になってきます。
そのようなデメリットを解消するのが、ダムウェーター(正式名称:小荷物専用昇降機)です。
ダムウェーターを活用することで、1階から2階に重たい荷物をボタン一つで移動できます。
目次
ダムウェーターとは、建築基準法で規定される昇降機です。
簡単に説明すると「荷物だけを運べる小さなエレベーター」です。
▲ダムウェーターの写真
これまでは、飲食店で料理を運ぶためや小中学校で給食を運ぶためなど、業務用で利用されることが多かったのですが、最近では個人住宅に設置する事例も増えつつあります。
ダムウェーターをおすすめする最も大きな理由は、「重たい荷物の2階リビングへの移動が楽になること」ですが、その他にもいくつかおすすめする理由があります。
1. 設置スペースをとらない
ダムウェーターは、コンパクト・省スペース設計です。
一番小さいサイズで幅570mm×奥行570mmのスペースに設置可能。これは、標準的な400L冷蔵庫(3~4人家族向け)より小さいサイズです。
そのため、既存住宅にダムウェーターを設置する場合は、ホームエレベーターと比較して小規模な工事で済みます。
2. 価格が安い
ダムウェーターは、ホームエレベーターと比べると価格が安くなります。
ホームエレベーターの価格が250~400万円に対して、ダムウェーターの価格は100~150万円と半額以下です。
3. 取付工事の期間が短い
当社が提供しているダムウェーターのコンパクトタイプであれば、外装一体型(昇降路工事が不要)のため、各階の床を開口をしておけば、取付工事1日で終わります。
※ホームエレベーターの取付工事は、3~5日かかります。
4. 簡単に使える
使い方は簡単。荷物を載せてから、扉を閉めて、ボタンを押すだけです。
5. 法令を遵守した安全な構造
ダムウェーター(正式名称:小荷物専用昇降機)は、昇降機の一種であり、建築基準法施行令第129条の3で定義されています。
建築基準法関連規則で定められた構造で設計。各種安全装置が標準で付いています。
「自宅にエレベーターを設置したい」となったら、まっさきに、ホームエレベーターが頭に浮かぶと思いますが、一度、ダムウェーターやいす式階段昇降機など、他の選択肢も検討してみてはいかがでしょうか?
予算や住宅の構造上、ホームエレベーターの設置が厳しく、諦めている方も、ダムウェーターであれば条件がピッタリ合うかもしれません。
内閣府の統計を見ると、家庭内の階段による事故は、20歳~65歳未満で12.9%、65歳以上で18.7%にのぼります。特に、重たい荷物を両手に持ちながら、階段を上り下りすると転倒・転落のリスクがさらに高まります。
ダムウェーターを設置することで、そのような危険を回避し、日々の生活を豊かにすることが可能です。