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昇降機の豆知識

投稿日 2023/04/26
更新日 2024/02/05

エレベーター故障の原因と対策について解説

エレベーター故障の原因と対策について解説

エレベーターでの事故は人の命に関わります。
そのため大前提として、故障や不具合などが発生する前にメンテナンスを定期的に実施することが重要です。
それでも万が一エレベーターに故障や不具合症状が見られた際は、事故につながる前に早急に対策を考える必要があります。

本記事ではエレベーターが止まる原因やよくある故障を紹介し、日頃の点検方法や故障の原因の見分け方を解説していきます。

エレベーターが止まる原因

エレベーターが止まってしまう原因としては、主に以下の3つが考えられます。

  • 地震の揺れを感知し安全装置が作動
  • 落雷、地震、火災、大雨などの災害による停電
  • 電気設備、エレベーター自体の故障

地震感知

地震センサーが揺れを感知すると安全装置が作動し、緊急停止するようになっています。
この場合は安全装置が作動している形になっており、基本的には最寄階に止まり扉が開きますのでそこから降りることができます。
エレベーター内でパニックを起こすことなく、迅速にエレベーターから降りましょう。

※2009年以降新規設置のエレベーターには地震センサー(P波感知器付地震時管制運転装置)が必ず装備されています。

災害による停電

落雷・地震・火災・大雨等の災害によりビル全体で停電が起きてしまった時は、エレベーターも停止します。
UPS(無停電電源装置)いわゆる非常用バッテリーが搭載されているエレベーターの場合は最寄階まで動きドアが開き停止しますので、迅速にエレベーターから降りましょう。
上記UPSが搭載されていない場合は、停電の為エレベーターだけでなく照明などもつかず、暗闇の状態でエレベーター内に閉じ込められる可能性が高くなります。

人は暗闇の中では心理的不安に襲われるのでまずはスマホやキーライトなどのライトなどで照らし、深呼吸して落ち着くと良いでしょう。
通常はエレベーター内にある非常ボタンで管理会社等に連絡ができます。
もし繋がらなかった場合はエレベーター内に電話番号が記載されているので、携帯電話で連絡を行いましょう。

※2009年以降新規設置のエレベーターにはUPS(無停電電源装置)が必ず装備されています。

電気設備、エレベーター自体の故障

電気設備やエレベーターの機械設備、ワイヤーロープなどの経年劣化によって故障した場合、エレベーターが非常停止してしまう場合があります。
故障箇所によって、停止時の状況や復旧までにかかる時間など大きく異なります。

エレベーターには原則、ロープ式エレベーターならワイヤーロープが複数本使用されており、1本でも残っていればエレベーターを支えられる仕組みになっています。
万が一ワイヤーロープが全部切れてしまっても、エレベーターに装備されている自動ブレーキが作動しますので、よほどのことがない限り落下することはないでしょう。

※2009年以降新規設置のエレベーターには建築基準法の改正(09耐震)が施行され、安全対策として耐震構造の強化が施されています。

それでもエレベーターの機械設備は、年数を追うごとに劣化が見られるようになります。
どれほど安全対策が強化されているとしても定期的なメンテナンスや修理の実施は必要です。

エレベーターが万が一止まった場合の事前対策

エレベーターが万が一止まった場合の事前対策

万が一エレベーターが止まった場合を想定して、事前に対策をすべきポイントを3つ紹介いたします。

備蓄ボックスの設置

災害による停止の場合、救助がすぐに来るとは限りません。
救助が到着するまで、長時間エレベーター内に閉じ込められることを想定して、防災用品・備蓄ボックスを設置すると良いでしょう。
備蓄ボックスの中には、簡易トイレや飲料水、電池で作動するライトやラジオなどがあると、ある程度の時間を待機することができます。

エレベーター内に長時間閉じ込められてしまうと、脱水症状などの体調不良になることが想定されます。
特に子供や高齢者は体調を崩しやすいので、体力を温存するためにも備蓄ボックスは事前に対策をしておくべきひとつです。

防災訓練シミュレーション

災害時は閉じ込められることもありますが、反対に自分が助けるという場面も出てくるかも知れません。

定期的に実施する防災訓練で、エレベーターに閉じ込められた場合のシミュレーションを行っておくと良いでしょう。
定期的に防災訓練を行い、訓練の回数を重ねることで、いざというときも落ち着いてパニックにならずに対応することができるようになります。

日頃のメンテナンス

月1回の点検はもちろんですが、日頃から異変がないか確認をしておくことも大事です。
これにはエレベーターに実際に乗って操作してみるのが良いでしょう。

エレベーターの日常点検をしっかり行う事で、万が一の事故を防ぐだけでなく、エレベーターの経年劣化を遅らせる事にも繋がります。
劣化が少なければ部品交換や修理の頻度も減らすことができるので、費用の節約になります。

詳しい点検方法は次に記載いたします。

自分でできる日常点検

エレベーターの点検

ここでは専門家でなくてもできる日常的な点検方法について記載します。
エレベーターの異常を早期発見し、利用者の安全を確保するために、所有者や管理者は1日1回、エレベーターを動かし内側と外側に分けて点検を行なうようにしましょう。

エレベーター内

扉の開閉はスムーズか確認する
ドアセーフティーシュー(はさまれ防止センサー)が作動するか確認

扉の溝

溝に汚れや傷がないか確認する
溝に異物が挟まっていないか、開閉を妨げていないか確認する

操作盤

階数ボタンや開閉ボタンを操作し正常に動作するか確認する
ボタンが破損していないか、表示が消えたり見えづらくなっていないか確認する

昇降中

昇降中にに異音や異常な振動がないか確認する
起動から停止までの間に異常な音や振動がないか確認する
停止時かごの床面と乗り場の床面がずれて段差になっていないか確認する

天井灯・換気ファン

エレベータ―内の天井灯が明るく点いているか確認する
換気ファンに異音や異常な振動がないか確認する

外部向けインターホン

テスト通話を行い正常に通話できているか確認する

エレベーター外

乗り場ボタン

乗り場の階数ボタンや上下ボタンを操作して、正常に点灯・動作するか確認する
ボタンが破損していないか、表示が消えたり見えづらくなっていないか確認する

階数表示のインジケーター

エレベーターの位置を示す階数表示が正常に点灯しているか確認する

エレベーターのよくある故障

エレベーターのよくある故障

ここではエレベーターのよくある故障事例をご紹介します。
もちろん下記以外の故障事例もありますので、少しでも不安な点が出た場合は放置せずにメンテナンス業者に連絡を行いましょう。

雨水などの浸水

エレベーターの各部品には防水機能がついていません。

乗り場ドアの隙間などからエレベーターの昇降路に雨水が入り込んだり、冠水や浸水が発生した場合は、エレベーターが故障して動かなくなる恐れがあります。
また浸水しているにも関わらずそのまま動かしてしまうと、感電などの二次災害を起こしてしまう恐れがあります。

そのためすぐに電源を落としエレベーターを停止させメンテナンス業者に連絡を行いましょう。
その時エレベーターに乗っていた場合は、エレベーター内のすべての階のボタンを押して最初に開いた階で降りましょう。

また、ピット内に水が溜まるとエレベーター本体を支えている鉄骨やレール等が錆びや、周辺の部品等の故障・トラブルに繋がる可能性もあります。

ワイヤーの劣化

定期的なメンテナンスが実施されていればワイヤーが切れてしまうことは先ず起こりません。
しかし経年劣化によりワイヤーが伸びたり、摩耗することはあります。
そのまま放置してしまうと「素線切れ」→「切断」へとつながりますので、ワイヤーの劣化が見られる場合はメンテナンス業者に連絡を行いましょう。

万が一ワイヤーが切れたとしても、安全装置が作動してエレベーターが停止するような安全対策が施されていますのでご安心ください。

エレベーターの異音

エレベーターを使用していると、いつしか「異音」が発生する場合があります。
この異音は通常の稼働音とは違い、明らかにおかしな音・不自然な音を発します。
これらはエレベーターが発する危険信号と思って間違いありません。

異音が発生する主な原因としては大きく分けて2つの原因が考えられます。

ガイドレールの油切れ

1つ目の原因は「ガイドレールの油切れ」です。

ガイドレールとは、エレベーターを導くレールで、かごがガイドレールに沿って走行する仕組みなっています。
かごとガイドレールの滑りを良くするために、ガイドレールには潤滑油が塗られています。
この潤滑油が切れてしまうと摩擦によって滑りが悪くなり、異音や振動が発生するようになります。

この状況を放置すると、摩擦がさらに大きくなっていきガイドレールとガイドシューと呼ばれる部品が引っかかり、エレベーターの動きが悪くなります。
最悪のケースではガイドレールが傷ついたり、ガイドシューが破損し、エレベーターが動かなくなってしまうこともあります。

このような状態で修理を依頼すると修理費用はとても高額になってしまいますので、異音を感じた場合は早急にメンテナンス業者に連絡を行い対策を講じましょう。

巻上機のブレーキの制御不良

2つ目の原因は「巻上機のブレーキの制御不良」です。

エレベーターには「巻上機」が設置されています。
エレベーターの昇降速度はその巻上機の減速機によって制御されています。
この減速機には歯車が使用されており、歯車の間に隙間ができると振動が発生して、異音の原因となります。
異音が発生している状態で使用を続けていると、巻上機のブレーキが滑ったり、ディスクブレーキが破損することがあります。

こちらも前述のガイドレールと同様に、様々な部品が破損した状態で修理を依頼すると高額になります。
場合によっては修理自体不可となり、巻上機自体の交換を要すことになる場合もあります。

エレベーターの異音や振動は専門の人でなくても分かる危険信号ですので、発見した際はすぐにメンテナンス業者に連絡を行うようにしましょう。

より詳細な内容については『巻上機・モーターに不具合が起きたときの危険性』をご参照下さい。

※弊社が運営しております「メンテナンス・保守点検サイト」に移動します。

まとめ

いかがでしたか?
今回の記事ではエレベーターの故障の原因や事前対策、緊急時の対処法についてご紹介しました。

エレベーターでの事故は人の命に関わりますのでメンテナンスを定期的に実施し、故障や不具合を未然に防ぐことが重要です。
それでも万が一の非常時があった場合は、パニックにならないようにとにかく落ち着いて行動することが大切です。

少しでも冷静を保てるように、緊急事態発生時の対応方法やエレベーター内の非常ボタンの位置や備蓄ボックスが設置してあるかなど、事前に確認しておくと良いでしょう。

また、弊社が運営しておりますメンテナンス・保守点検サイトでも情報を発信しておりますので、ご活用いただけますと幸いです。

エレベーターのメンテナンス 保守点検 アイニチ株式会社

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