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昇降機の豆知識
近年、犬や猫など”ペットを飼う家庭”の増加にともない、都心部を中心に「ペット可のマンション」も増えてきています。
一方で、エレベーターでペットが事故に遭う事例も増えてしまいました。
実際、平成18年9月、次のような事故が発生しています。
ビルの8階で、住人の女性が連れていた犬がエレベーターの外に飛び出した直後にドアが閉まり、犬をつないでいた麻製のひも(長さ約4.6m、太さ10mm)が挟まったままエレベーターが上昇したため、ひもを指に何重にも巻き付けていた女性の指4本が切断されたもの。
出典:国土交通省「東京都品川区のエレベーター事故への対応について」
エレベーターのドアに犬のリードが挟まった状態で上昇。リードを巻きつけた飼い主の指が引き込まれ、切断された痛ましい事故です。
エレベーターは、「セーフティシュー」という安全装置の働きにより、扉が閉まっている最中に”人や物”が触れると、自動的に開くようになっています。
※最近、新しく設置されたエレベーターは、赤外線センサーで人や物を感知する「マルチビームセンサー(光電装置)」が搭載されています。
ただし、ペットのリード、マフラー、なわとび、かばんのヒモなど、細くて柔らかい素材は、感知しない場合があります。
特に、犬などのペットは、ちょっとした拍子にエレベーターの外に飛び出してしまう可能性があるため注意が必要です。
愛犬が事故に遭わないためにも、エレベーターに乗り込むときは、リードを短くまとめて、犬を抱えましょう。