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昇降機の豆知識
寝台用エレベーターとは、寝台や担架(ストレッチャー)に寝たままの患者を輸送することが目的のエレベーターです。そのため、一般的に、奥行き方向のスペースが広くなっています。
主に、病院、養護施設、福祉施設などで設置されています。
寝台用エレベーターは、寝台や担架をかごに載せたとき、面積をとる割に重量が軽いため、かごの積載荷重が乗用エレベーターより暖和されています。
具体的には、寝台用エレベーターは、乗用エレベーターと比べると、同じ定員に対して、かご床面積が大きくなります。
例えば、定員が15名の場合、かご床面積はそれぞれ次のようになります。
乗用エレベーター | 2.40m² |
---|---|
寝台用エレベーター | 3.75m² |
備考:定員は、1人あたり65kgとして計算します。寝台用エレベーターのかごの積載荷重(単位:N)は、床面積1m²あたり2,500Nとして計算します。
共同住宅、事務所ビルなど、一時的に多数の乗客が乗り込む可能性のある建物には設置できません。
また、大規模な病院等は、多数の見舞客や外来患者が乗り込むおそれがあるため、乗用エレベーターの併設を原則としています。