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昇降機の豆知識

投稿日 2023/03/23
更新日 2023/10/09

階段昇降機に関する基礎知識と設置費用の相場、導入の流れを解説!

高齢化社会が進むにつれて、「階段の昇り降りが大変」といった声をよく聞くようになってきました。
中には階段を自由に昇り降りできないことで行動が制限され、楽しく生活できないと感じる人もいるかと思います。
階段昇降機があれば、年齢を積み重ねたとしても住み慣れた家で長く暮らし続けることができます。

本記事では、階段昇降機の設置を検討している方に向けて、昇降機に関する基礎知識から設置費用の相場、導入の流れを解説していきます。

階段昇降機の基礎知識

【階段昇降機】とは、その名の通り階段を昇り降りするための機械です。
階段の昇り降りをすることで大きな負担や危険が伴う人の生活の質を上げる目的で設置されています。

まずは、階段昇降機に関する基礎知識を役割・種類・建築基準法の3点に分けてご紹介いたします。

階段昇降機の役割

階段昇降機は、機械の力で階段を昇降するための装置です。
ご高齢やご病気によって身体能力の低下が起こると、日常生活の中で遭遇する階段での移動が大きな負担となります。

階段昇降機は、階段の端に取り付けたガードレールの上を椅子に座った状態で昇降します。
その為高い安全性を確保しながら、スムーズな階段移動を可能にします。
階段昇降機を設置することにより、移動が困難だった生活圏が拡大し自立した生活が可能になり、利用者様の生活がより豊かなものになります。

メリットデメリット
●身体への負担軽減
●転倒や転落のリスク軽減
●家族および介護者の負担軽減
●階段を利用できることによる生活環境の改善
●人の手を借りず移動でき自信向上に繋がる
●家族の方の不安の軽減
●足の不自由な方の来客にも対応可能
●費用がかかる
●設置をする為に階段に加工が必要
●階段昇降機を利用しない方にとっては、階段の通行がしにくくなる場合がある
●確認申請、完了検査が必要(※行政へ確認)

階段昇降機の種類

ここでは、階段昇降機の種類とそれぞれの特徴を解説します。

階段昇降機は、大きく分けると下記3種類のタイプがあります。
それぞれに屋内仕様と屋外仕様があります。
具体的にどのような特徴があるのか詳しくみていきましょう。

  • 直線階段用 ※イス式・車イス式
  • 曲線階段用 ※イス式・車イス式
  • 可搬型階段昇降機

直線階段用昇降機

タイプ:設置型
必要物:建築基準法確認申請

    建築基準法完了検査

一直線の階段はこのタイプの階段昇降機を設置する事ができます。
イス式・車イス式に対応しています。
基本的に、直線階段では選べる製品の選択肢が多く比較的安価です。

一直線の階段であっても途中に踊り場がある場合はレールを縦方向にカーブさせる必要がありますので、その場合は「曲線階段用昇降機」での設置が必要です。

曲線階段用昇降機

タイプ:設置型
必要物:建築基準法確認申請

    建築基準法完了検査

L字やU字、螺旋階段、踊り場がある階段はこのタイプの階段昇降機を設置する事ができます。
イス式・車イス式に対応しています。
このような曲線型は、レールを階段の形状に合わせて製作する為、費用も少し割高になり、納期も時間を要することが多いです。

「設置型」の階段昇降機の場合は、このような資格認定の取得は必要ではなく利用する方自身で操作ができるように設計されていますが、設置に関しては建築基準法の確認申請、完了検査が必要です。
また、

階段昇降機を設置する際の建築基準法

前述の通り、非常にメリットの高い階段昇降機ですが、誰でも簡単に設置ができるわけではありません。
階段昇降機は法律上ではエレベーターの一種なので、自宅に設置するには建築基準法の定める基準を満たす必要があります。

階段昇降機の構造に関する規定

建築基準法施行令「第百二十九条の三第二項第一号」の規定に基づき定められた
「特殊な構造又は使用形態のエレベーター及びエスカレーターの構造方法を定める件」では、イス式階段昇降機の構造について次のように定められています。

昇降速度イスが階段を昇降するときの定格速度は、毎分9m以下と定められています。
操作「操作ボタンを押している間」または「操作レバーを倒している間」だけ動き、操作ボタンまたは操作レバーから手を離すと直ちに自動停止する構造と定められています。
この構造は、介助者が行う遠隔操作についても同様です。
障害物検知装置人や物がぶつかった・挟まったときに、運転を停止させる『障害物検知装置』を設ける必要があります。
シートベルト昇降中の転倒を防止するために、シートベルトを設ける必要があります。

階段昇降機の制動装置に関する規定

建築基準法施行令「第百二十九条の十第二項」の規定に基づき定められた
「エレベーターの制動装置の構造方法を定める件」では、イス式階段昇降機の制動装置について次のように定められています。

緩み検知装置イス式階段昇降機のかごを『ロープ』または『くさり』で吊っている場合、
緩みを検出したら自動的に動力を切る『緩み検知装置』を設ける必要があります。
かごを安全に停止させる制動装置イス式階段昇降機が昇降中に動力が絶たれたとき、かごを安全かつ素早く停止させる『制動装置』を設ける必要があります。
リミットスイッチとファイナルリミットスイッチイス式階段昇降機の椅子が行き過ぎるのを制御する『リミットスイッチ』を上部乗場と下部乗場に設ける必要があります。
また、リミットスイッチが作動しなかった場合に備えて、『ファイナルリミットスイッチ』を設ける必要があります。
非常止め装置イス式階段昇降機のかごを『ロープ』または『くさり』で吊っている場合、
ロープまたはくさりが切れたら、自動的にかごを停止させる『非常止め装置』を設ける必要があります。

階段昇降機の設置費用

階段昇降機の設置費用

「階段昇降機の価格の相場が知りたい」
「概算でいくらぐらいかかるものなのか知っておきたい」

このような疑問を抱いている方が検索でこちらの記事にたどり着いていると思います。
ここでは階段昇降機の設置費用についてご紹介しますが、あくまで参考価格になりますので、詳しくは各業者様に見積もりを依頼しましょう。

参考価格

タイプ参考価格
直線階段用昇降機(イス式)90万円~
曲線階段用昇降機(イス式)200万円~
直線階段用昇降機(車イス式)1000万円(要相談)~
曲線階段用昇降機(車イス式)1200万円(要相談)~
※直線型より曲線型、イス式より車イス式の方が基本的には納期がかかります。

価格が変動する要素

上記はあくまで参考価格で、実際に取り付けるにあたって階段の形に合わせてレールを製作する為

  • レールの形
  • レールの長さ
  • レールの曲げ回数
  • レールの取付け方

によって価格は変動します。
また、

  • 手すりの撤去
  • 階段の加工

このような作業が発生する場合はさらに費用がかかることになりますので、念頭に置いておいた方が良いでしょう。

階段昇降機の設置条件

階段昇降機の設置条件

階段昇降機は、基本的にはほとんどのご家庭で問題なく設置できます。
しかし条件によっては設置が出来ないケースも少なからずあります。
階段昇降機の設置にあたって必要な条件は下記4点です。

  • 階段の有効幅
  • 収納スペース
  • コンセントの有無
  • 公道との境界線

階段の有効幅

階段昇降機を設置する場合、階段の有効幅をまず確認する必要があります。
直線階段用と曲線階段用では、それぞれ椅子やレール形状などが異なるため、必要とする階段の有効幅も変わります。
直線階段用であれば75cm程度、曲線階段用であれば85cm程度の階段有効幅が必要となります。

一般的な住宅では70cm以上の階段幅が確保されていますが、築年数の古い住宅や特別な事情により狭い階段を設けている場合は階段昇降機の設置が出来ない場合があります。

一部を改修することで設置が可能となるケースもありますので、設置したい階段の有効幅が足りなくてもまずは業者様に見てもらうことをおすすめします。

収納スペース

階段昇降機はイスの「肘掛け・座面・足台」を開いた状態で使用し、使用しない場合は折りたたみます。
その為折りたたんだ状態でも機種によっては壁から約35cm程度は出っ張ってしまうため、イスの停止位置を決める際は階段周囲の状況も含めて考える必要があります。

階段昇降機を使用しない時に階段の昇り口や降り口でイスを停止させず、階段から少し離れた場所で停止させるようなレール設計も可能です。

コンセントの有無

階段昇降機は本体に搭載されているバッテリーの電力を使って稼働します。
バッテリーを充電するために、階段の近くに100Vの電源を取るコンセントが必要です。
厳密には交流100Vから直流24Vに変換する充電器を設置しそこから充電します。
※100Vコンセントとはどこのご家庭でも使われているコンセントです

階段の近くにコンセントがない場合や、すでに他の用途で使用していたりする場合は、コンセントの増設が必要になります。

公道との境界線

屋外に階段昇降機を設置する際に注意すべきポイントとして公道との境界線が挙げられます。
屋外階段の場合、階段を下りるとすぐ公道に面しているという住宅が少なくはありません。

このような住宅の場合は屋外階段の1段目から境界線までのスペースが狭く、多くの場合は階段昇降機のレールやイスが公道にかかってしまう為設置がすることが出来ません。
殆どの屋外階段は公道に面していることが多く、敷地と公道との境界線を越えないように事前に検討する必要があります。

この問題を解決するには、境界線に干渉しない高さまで上がれるスロープを設置したりレールを折りたたんで公道と干渉しないように設計するなどの工夫が必要です。
皆が利用する公道ですので安全を確保することが非常に重要です。

業者様と相談しながら、境界線の問題をクリアしつつ設置できる方法を模索するのが良いでしょう。

階段昇降機の設置の流れ

実際に階段昇降機を設置するにあたって、
問合せから設置までの流れを詳しくご紹介します。
一般的には下記のような流れになります。

①問合せ②現地調査③ヒアリング④設置プランと見積書⑤契約および製作開始⑥設置と引渡し

問合せ

まずは業者様にお問合せください。

現地調査

階段昇降機は製品の性質上、設置する階段ごとに必要なレールの長さや傾斜の角度などが異なるため、必ず現地調査が必要です。

ヒアリング

設置場所や利用目的、予算など導入にあたって必要な情報を話し合います。
階段昇降機の紹介や詳細の説明を受け、設置予定の階段を計測します。

設置プランと見積書

現地調査に基づく設計図や、要望に合うレイアウトをプランニングし見積書が提示されます。

契約および製作開始

正式な契約が締結されたのち、実際に製作開始となります。
製作完了後は組み立てとテストを経て出荷されます。

設置と引渡し

出来上がった階段昇降機の設置工事は、専門スタッフが実施します。
設置後は実際に乗って安全動作確認が行われた後、引き渡されます。

まとめ

費用はそれなりにかかってしまいますが、階段昇降機は誰でも簡単に操作でき、安心安全と生活の質を向上させてくれる設備です。

建物や利用する方の身体状況によっても階段昇降機の設置の仕方、選び方はさまざまです。
業者様に問合せを行い希望をお伝えすることで、メリット・デメリット含め明確に見えてくることもあるでしょう。
利用者様や介護者様のより豊かな生活の為、一度検討してみてはいかがでしょうか。

アイニチ株式会社でも階段昇降機を取り扱いしております。
階段昇降機の設置を検討される場合は、ぜひお気軽にアイニチ株式会社までご相談ください。

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