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昇降機の豆知識

投稿日 2023/06/17
更新日 2023/06/26

エレベーター・昇降機に関する用語集

エレベーター・昇降機に関する用語集

エレベーターや昇降機に関連する用語集です。
関連項目ごとに五十音順の並びで記載しています。
こちらは今後も随時更新されていきます。

エレベーターの種類

間接式【かんせつしき】

油圧式エレベーターのひとつ。油圧ジャッキが滑車を動かし、滑車にロープや鎖を介して昇降するエレベーター。

小荷物専用昇降機【こにもつせんようしょうこうき】

別称「ダムウェーター」。小さい荷物を運ぶためのエレベーターで昇降機の一種。荷物専用の為人が乗ることはできない。

水圧式【すいあつしき】

油圧式の作動油を水に変えたもの。油を使用しないため機械室や消防設備の設置が不要になります。

ダムウェーター【だむうぇーたー】

小荷物専用昇降機のこと。

直接式【ちょくせつしき】

油圧式エレベーターのひとつ。油圧ジャッキが直接かごを上下させるエレベーター。

トラクション式【とらくしょんしき】

別称「つるべ式」。ロープ式エレベーターのひとつ。カゴとつり合いおもりの重量をつり合わせ、巻上機で効率的に駆動させるエレベーターのもっとも基本的なタイプ。

パンタグラフ式【ぱんたぐらふしき】

油圧式エレベーターのひとつ。パンタグラフ状のアームを油圧で伸縮させて、かごを昇降させるエレベーター。

巻胴式【まきどうしき】

ロープ式エレベーターのひとつ。巻上機がワイヤーロープをドラムに巻きつけて、カゴを昇降するエレベーター。積載量の少ない昇降機で用いられることが多い。

マシンルームレス【ましんるーむれす】

ロープ式エレベーターの中でも、駆動装置や制御装置を昇降路内へ収めた機械室のないエレベーターのこと。

油圧式【ゆあつしき】

油圧ジャッキを用いて駆動するエレベーターのこと。油圧式の中にも直接式、間接式、パンタグラフ式がある。

リニアモーター式【りにあもーたーしき】

釣り合いおもりに組み込まれたリニアモーターにより昇降するエレベーター。

ロープ式【ろーぷしき】

人や貨物を乗せるカゴ部分をロープで支える構造のエレベーター。トラクション式、巻胴式がある。

エレベーター用途種別

車椅子兼用エレベーター【くるまいすけんようえれべーたー】

車椅子利用者にも利用しやすいように配慮されたエレベーター。
乗り場ボタンや専用操作盤を低めに設置されていたり、かご内には鏡や手すりが取り付けられバリアフリー化が施されている。

視覚障害者兼用エレベーター【しかくしょうがいしゃけんようえれべーたー】

視覚に障害のある方にも利用しやすいように配慮されたエレベーター。
操作盤の押しボタン類に凸表示や点字を使用し、エレベーターの運転方向や停止階を知らせる音声案内装置などが施されています。

自動車用エレベーター【じどうしゃようえれべーたー】

駐車場に設置され自動車の輸送を目的とするエレベーターで、人や荷物の運搬には利用が禁止されています。

斜行エレベーター【しゃこうえれべーたー】

非垂直な角度で動作するエレベーターで傾斜面の勾配を登ることができる。
丘陵や台地の傾斜地を利用して斜めに作られた昇降路に設置するエレベーター。

住宅用エレベーター【じゅうたくようえれべーたー】

共同住宅や集合住宅に設置することを目的としたエレベーター。

乗用エレベーター【じょうようえれべーたー】

主に人の輸送を目的としたエレベーター。人を運ぶことを目的として作られているため、荷物用エレベーターよりも積載荷重の基準が厳しく設定されている。

人荷用エレベーター【じんかようえれべーたー】

人と荷物の輸送を目的としたエレベーター。法規上は乗用エレベーターと同じ扱い。

寝台用エレベーター【しんだいようえれべーたー】

寝台や担架(ストレッチャー)に寝たままの患者を輸送することを目的としたエレベーター。病院、養護施設、福祉施設などで設置されている。

ダブルデッキエレベーター【だぶるでっきえれべーたー】

同一の昇降路に上下2つのかごを設けたエレベーター。上下2つの階に同時に止まり乗降ができる「2階建てのエレベーター」です。

展望用エレベーター【てんぼうようえれべーたー】

別称「シースルーエレベーター」。かごの周囲の壁、昇降路の壁をガラス張りにすることで外の景色を見えるようにしたエレベーター。

荷物用エレベーター【にもつようえれべーたー】

荷物の運搬を目的としたエレベーター。荷物の取扱者や機器の操作者以外は利用できない。

非常用エレベーター【ひじょうようえれべーたー】

火災時に消防隊が消火活動および救助活動に使用する目的で設置されるエレベーター。
建築基準法により高さ31mを超える建築物には非常用エレベーターの設置が義務付けられています。

ホームエレベーター【ほーむえれべーたー】

住戸内のみを昇降する小型エレベーター。一般のエレベーターに比べて規制が緩和されています。

エレベーターの基本構造

アナログインジケーター【あなろぐいんじけーたー】

数字を内側から電球で照らすアナログタイプの階数表示方式。

インターホン【いんたーほん】

エレベーターかご内と、管理人室などとを繋ぐ非常通話装置。

音声合成案内装置【おんせいごうせいあんないそうち】

音声による放送案内装置。「運転方向」「戸開閉」「停止階」「満員」「管制運転時の案内」などが一般的です。福祉対策の一つ。

階床選択機【かいしょうせんたくき】

別称「フロアセレクター」。制御盤とは別でかごの位置等を制御している。最近のエレベーターでは利用されていない。

カゴ(室)【かご】

別称「ケージ」「キャブ」「カー」。乗客や荷物を載せ昇降する箱のこと。

かご操作盤【かごそうさばん】

別称「かごボタン」「カーボタン」。エレベーターのかご内に設置されたエレベーターの行先ボタン、ドアの開閉ボタンや非常通報ボタンを配置したパネルのこと。

ギア巻上機【ぎあまきあげき】

エレベーターを動かすためのモーター、減速機(ギア)、ブレーキ、綱車などを組み込んだ機械装置。

ギアレス巻上機【ぎあれすまきあげき】

エレベーターを動かすためのモーター回転軸に直接ブレーキ、綱車を組み込んだ機械装置。

機械室【きかいしつ】

別称「マシンルーム」。エレベーターを運行するための機器が設置された部屋。多くは屋上の塔屋内に設けられている。

救出口【きゅうしゅつこう】

別称「マンホール」。エレベーターのかご内に設けられている非常救出用のハッチのこと。

交流エレベーター【こうりゅうえれべーたー】

インバーター制御、交流帰還制御、交流二段制御、交流一段制御などの総称。

三方枠【さんぽうわく】

各階乗り場の、床以外のドアを囲む枠のこと。

主索【しゅさく】

別称「メインロープ」。エレベーターのかごと、釣り合いおもりを連結する鋼鉄製の繊維が束ねられたワイヤーロープのこと。

制御盤【せいぎょばん】

エレベーターを動かす為の電子機器や回路の集合装置。

直流エレベーター【ちょくりゅうえれべーたー】

巻上機の駆動に直流電動機を用いるエレベーター。三相交流電源を電力変換装置、サイリスタ、電動発電機などを用いて直流に変換し巻上機に供給する方式。

綱車【つなぐるま】

別称「トラクションしーぶ」「メインシーブ」。エレベーターを動かす巻上機に組み込まれたワイヤーロープを掛けるための溝加工がされた回転車のこと。ワイヤーロープと綱車との間の摩擦を利用してエレベーターのかごを昇降する。

デジタルインジケーター【でじたるいんじけーたー】

7セグメントやドットマトリクス、液晶パネル等のデジタルタイプの階数表示方式。

トランク【とらんく】

主に共同住宅用のエレベーターに設置されている、かごの奥に設けられた小部屋。普段はカギ付きの扉でふさがれているが、棺や担架などを運搬する際に扉を開けて使用する。トランクのカギはメーカー各社とも全国で統一されたカギを使用している。

乗り場操作盤【のりばそうさばん】

別称「呼びボタン」「ホールボタン」。エレベーターを自分の階に呼び寄せるためのボタンなどを配置したパネルのこと。

ピット【ぴっと】

昇降路の上端(最上階から昇降路天井まで)と下端(最下階から昇降路床まで)の空間。

表示灯【ひょうじとう】

別称「インジケーター」「階数表示器」。エレベーターのかごの位置を知らせる装置で、上昇下降などの方向や現在のかごの位置を表示する機器のこと。

方向灯【ほうこうとう】

かごの中や乗り場のインジケーターに組み込まれた、かごの運転方向(上昇、下降)を示す表示灯。

マイコン式制御【まいこんしきせいぎょ】

エレベーターの運行制御にマイコン基板を使用していること。

リレー式制御【りれーしきせいぎょ】

エレベーターの運行制御にリレーシーケンスのみを使用していること。

保守点検関連

POG契約【ぱーつおいるぐりすけいやく】

パーツ(蛍光灯やヒューズなどの小部品)、オイル(潤滑油)、グリス(軸受け部等の潤滑剤)などの消耗品の交換を基本とする保守契約。それ以外の部品とその交換は料金体系には含まれない。

フルメンテナンス契約【ふるめんてなんすけいやく】

点検、調整、劣化した部品の取替や修理等、エレベーターに必要なメンテナンスの全てを契約料金の範囲内で行う保守契約。

リニューアル【りにゅーある】

別称「モダニゼーション」。古くなったエレベーターの改修工事のこと。全面的な改修または部分的な改修により、主要部の機能を取り戻し、安全性を確保します。

各種装置・機能

インバーター制御【インバーターせいぎょ】

エレベーターの速度制御方式のひとつ。可変電圧可変周波数制御により滑らかに加減速する。

緩衝器【かんしょうき】

別称「バッファー」「オイルバッファー」「スプリングバッファー」。万が一エレベーターが停止しなくなり、かごまたは釣り合いおもりが昇降路の底部に激突した場合にその衝撃を和らげる装置。

光電管装置【こうでんかんそうち】

別称「マルチビームセンサー」。出入口に設置された人や物を検知するセンサー。ドアが閉まる時にセンサーから出ている光を遮ることで人や物を検知し、戸閉動作を停止、反転(戸開)させる。

交流一段制御【こうりゅういちだんせいぎょ】

減速時に速度制御を行わない方式。走行状態からモーターへの電力供給を止めると同時に電磁ブレーキにより機械的に停止させるため、衝撃が強く着床精度と高速化に限界がある。

交流帰還制御【こうりゅうきかんせいぎょ】

交流エレベーターの速度制御方式のひとつ。主回路にサイリスタを用い、減速制御時にエレベーター速度を検出してサイリスタに帰還、電流を制御して滑らかに減速する。

交流二段制御【こうりゅうにだんせいぎょ】

減速時に二段階の速度制御を行う方式。巻上機の電動機に二速度の誘導電動機を用いる。

調速機【ちょうそくき】

別称「ガバナーマシン」。エレベーターの速度が定格速度を超過したことを検出する装置。
さらにスピードが上がった場合は、非常止め装置を動作させエレベーターを止めます。

停電灯【ていでんとう】

停電時にエレベーター内の照明が落ちた際、自動点灯するエレベーター専用照明装置。

電磁ブレーキ【でんじぶれーき】

エレベーターを所定の位置に停止させ、その状態を保持させる装置。

ドアスイッチ【どあすいっち】

別称「ゲートスイッチ」。エレベーターのドアが開いている時はエレベーターが運転しないようにするスイッチ。

戸開走行保護装置(UCMP)【とびらきそうこうほごそうち】

09耐震より義務付けられた、エレベーターのブレーキ二重化構造のひとつ。かご及び昇降路のすべての出入り口の戸が閉じる前にかごが昇降した場合に自動的にかごを制止する安全装置。

非常止め装置【ひじょうどめそうち】

調速機に連結され、調速機が作動するとガイドレールを掴むことにより、エレベーターを強制停止させる装置。

ファイナルリミットスイッチ【ふぁいなるりみっとすいっち】

別称「行き過ぎ制限スイッチ」。エレベーターの正規の減速装置がトラブル等で作動しなかった場合に、エレベーターが行き過ぎないよう減速停止させる装置。

管制運転関連

火災時管制運転【かさいじかんせいうんてん】

火災が発生したときに、火災報知器などに連動してエレベーターを避難階へ自動的に運転させた後に休止させる装置。避難階へ移動させたり、かご内に閉じ込められるなどの二次災害を防止することを目的とした運転機能。

基準階復帰運転【きじゅんかいふっきうんてん】

別称「ホームランディング運転」。一定時間未使用状態が続いた場合に、エレベーターが自動的に基準階に戻る運転機能。

自家発管制運転【じかはつかんせいうんてん】

停電時に建物の非常電源設備から電力供給を受け運転を行なう機能。

地震時管制運転【じしんじかんせいうんてん】

P波感知器またはS波感知器により地震を検知し、運転しているエレベーターを自動的に最寄階へ停止させた後に運転を休止させる装置。かご内に閉じ込められるなどの二次災害を防止することを目的とした運転機能。

停電時自動着床装置【ていでんじじどうちゃくしょうそうち】

別称「停電管制運転」。停電により電力が供給されずエレベーターが停止してしまわないように、蓄電池によりエレベーターを最寄りの階まで運転し、乗客の閉じ込めを防止する装置。

ピット浸水時管制運転【ぴっとしんすいじかんせいうんてん】

ピット内の水が一定以上の水位となるとセンサーが感知し、かごを最下階より1つ上の階へ自動的に退避させた後に運転を休止させる装置。ピット内機器及びかご下機器の損傷を防止することを目的とした運転機能。

乗場関連

階床【かいしょう】

乗場のある階のこと。

敷居【しきい】

別称「シル」。乗り場やかごの床の先端部分にあるドア開閉用の溝。乗り場の敷居を「乗り場敷居」、かごの敷居を「かご敷居」と呼ぶ。

着床【ちゃくしょう】

かごが乗り場に停止している状態、または乗り場に到着すること。

乗り場【のりば】

別称「ハッチ」。各階のエレベーターに設けられた、乗降ロビーのこと。

床合せ装置【ゆかあわせそうち】

エレベーターを乗り場の床面位置に合わせてかごを停止させる装置。重さによるかご床面と乗り場床面との段差を補正する機能もあります。

昇降路関連

移動ケーブル【いどうけーぶる】

別称「トラベリングケーブル」「テールコード」。エレベーターのかごと制御機器、制御盤間の通信や電力を供給する電線。昇降路内に吊り下げられ、かごの動きに合わせて昇降する。

ガイドレール【がいどれーる】

エレベーターや小荷物専用昇降機のかごや釣り合いおもりが昇降するためのレール。

昇降路【しょうこうろ】

別称「塔内」「シャフト」。エレベーターのかごや釣り合いおもりが昇降する筒状の空間。ガイドレールや様々なエレベーター機器が内部に収められている。

釣り合いおもり【つりあいおもり】

別称「カウンターウェイト」。エレベーターの電力を効率よくするために、巻上機を介してかごの反対側に吊るされているおもりのこと。

遠隔監視関連

遠隔監視診断装置【えんかくかんししんだんそうち】

遠隔監視装置に診断機能が付加されたもの。

遠隔監視装置【えんかくかんしそうち】

別称「遠隔点検装置」「リモートメンテナンス装置」。一般電話回線やPHS回線を使用してエレベーターを監視する装置。異常等を検知した際には監視センターに自動的に通報し、保守会社側からも電話回線を通じてエレベーターの状態を確認できる。主に電源異常、ドア異常、安全回路異常等を監視している。

直接通話装置【ちょくせつつうわそうち】

別称「直話装置」。一般電話回線やPHS回線を使用してエレベーターのかご内のインターホンから監視センターに通報する装置。かご内操作盤の非常ボタンを長押し(約5~10秒間)することで自動的に管制センターに接続し、閉じ込めや故障が起こった際に当社監視センターと通話が可能。

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