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昇降機の豆知識

投稿日 2026/03/21
更新日 2026/04/01

家庭用昇降機の種類と費用相場|選び方から補助金まで徹底解説

家庭用昇降機の種類と費用相場|選び方から補助金まで徹底解説

「最近、階段の昇り降りが辛くなってきた」
「足腰の弱った親のために、安全に2階へ移動できる手段を探している」

ご自宅での生活において、このようなお悩みを抱えていませんか?
高齢化やご家族の介護をきっかけに、家庭用昇降機の導入を検討される方は年々増えています。

大規模なリフォームで1階だけの生活に切り替えるよりも、住み慣れた家全体を今まで通り使い続けたいと考える方が多いためです。

しかし、いざインターネットで調べてみても、「いす式階段昇降機」や「ホームエレベーター」など種類も多く、「自分の家にはどれが付けられるの?」「費用はトータルでどれくらいかかるの?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。

この記事では、家庭用に設置できる昇降機の種類や特徴、気になる費用相場、そして補助金の活用方法から選び方のポイントまでを初心者にもわかりやすく徹底解説します。

目次

家庭に設置できる昇降機の種類と特徴

ご自宅の段差や階段の悩みを解消するための昇降設備には、大きく分けて4つの種類があります。
それぞれの機器の仕組みや特徴、どのような用途に適しているのかを比較しながら解説します。

いす式階段昇降機|既存の階段にレールを後付けして椅子ごと移動

いす式階段昇降機は、現在お使いの階段にレールを取り付け、その上を電動の椅子が動くことで安全に昇り降りできる設備です。

最大のメリットは、大規模な増改築工事が不要である点です。
壁や床を壊すことなく、今の階段の踏み板に専用レールを固定するだけで設置できるため、数日間の短い工期で導入可能です。

ご自身で歩行はできるものの、階段の昇降に不安を感じている方や、杖をついて生活されている方に最も選ばれている、手軽かつ安全性の高い解決策です。

ホームエレベーター|フロア間を車椅子と介護者が同乗して移動

ホームエレベーターは、商業施設などにあるエレベーターをご家庭用に小型化した設備です。
フロアの床を貫通させる昇降路(シャフト)を設けて設置します。

車椅子に乗ったまま移動できるだけでなく、ご家族(介護者)が同乗できるのが大きな特徴です。
また、重い荷物を持った状態でのフロア移動や、将来的に車椅子での生活が想定される場合には、最も快適で負担の少ない移動手段となります。

ただし、設置にはある程度のスペースと建築工事が必要となります。

段差解消機|玄関や屋外アプローチの段差を車椅子のまま解消

段差解消機は、数十センチから1メートル程度の比較的低い段差を垂直に昇降するためのリフトです。
主に、車椅子にお乗りの方が、屋外の玄関アプローチから室内へ入る際の段差を解消する目的で設置されます。

階段昇降機のように斜めに移動するのではなく、エレベーターのように床面がそのまま上下に動く仕組みです。

可搬型階段昇降機|工事不要で介護保険レンタルが可能な移動式リフト

可搬型階段昇降機は、住宅に固定するのではなく、キャスターやクローラー(キャタピラのようなゴムベルト)を使って階段を昇り降りする持ち運び可能な介護機器です。

設置工事が不要という手軽さがありますが、操作には専用の講習を受けた介護者の介助が必須であり、ご本人が一人で操作して移動することはできません。

家庭用昇降機の導入に必要な本体価格と工事費用

家庭用昇降機を導入する際、最も気になるのが「いくらかかるのか」という費用面です。
ここでは、機器ごとの概算費用(本体価格+設置工事費)と、導入後に毎月かかるランニングコストの目安について解説します。

いす式階段昇降機の価格目安|直線型70万円・曲線型150万円〜

いす式階段昇降機の費用は、ご自宅の階段の形状によって大きく変わります。

  • 直線階段の場合:約70万円〜100万円
    階段が途中で曲がっておらず、まっすぐな形状であれば、既成品のレールを組み合わせて設置できるため費用を抑えられます。

  • 曲線・曲がり階段の場合:約150万円〜200万円
    L字型やコの字型に曲がっている階段や、途中に踊り場がある階段の場合、ご自宅の形状に合わせてレールを一本一本オーダーメイドで曲げ加工(採寸・製造)する必要があるため、費用が高くなります。

ホームエレベーターの価格目安|本体および工事費で250万円〜

ホームエレベーターの導入費用は、本体価格と建築工事費を合わせて約250万円〜500万円が目安となります。
選ぶ機種(2人乗りか3人乗りかなど)やデザインによって本体価格が変動するほか、床の開口工事、壁の補強工事、電気配線工事などの建築費用が別途必要になります。

また、新築時に設置するよりも、既存の住宅に後付けでリフォーム設置する方が、解体工事などが生じる分、工事費用が高くなる傾向があります。

段差解消機および可搬型の価格目安

参考までに、他の機器の費用感もお伝えします。
段差解消機は、昇降の高さや屋外・屋内の仕様によって異なりますが、約50万円〜150万円程度が目安です。

可搬型階段昇降機は購入すると数十万円かかりますが、後述する介護保険によるレンタルを利用することが一般的です。

月々の電気代や定期メンテナンス費用を含むランニングコスト

導入後のランニングコストも考慮しておく必要があります。

  • 電気代
    いす式階段昇降機もホームエレベーターも、家庭用の電源(100Vまたは200V)で稼働します。
    利用頻度にもよりますが、月々の電気代は数百円〜千円程度と、家計を大きく圧迫するものではありません。

  • 定期メンテナンス費用
    昇降機は安全が第一の乗り物です。
    故障を未然に防ぎ、長く安全に使い続けるためには、専門業者による定期的な保守点検(年に1〜数回)が欠かせません。
    契約内容によりますが、年間で約4万円〜8万円程度のメンテナンス費用を見込んでおくことをおすすめします。

家庭用昇降機設置における介護保険と補助金制度

昇降機の導入は決して安い買い物ではありません。
少しでも費用負担を軽減するために知っておきたい、介護保険の適用基準や自治体の補助金制度について、基本的な仕組みを解説します。
※補助金等の詳細な条件は、お住まいの地域や年度によって大きく異なるため、あくまで目安として参考にしてください。

いす式階段昇降機・ホームエレベーターは介護保険の対象外

多くの方が「介護保険を使って安く設置できないか」とお考えになりますが、残念ながらいす式階段昇降機およびホームエレベーターの本体購入費・設置工事費は、原則として介護保険の適用対象外となります。

これらは住宅に固定する「大掛かりな設備」とみなされるため、特定福祉用具の購入や貸与の対象には含まれないのが現状です。

介護保険の住宅改修費支給

昇降機本体の購入には介護保険は使えませんが、要介護または要支援の認定を受けている場合、「介護保険の住宅改修費支給」という制度を活用できる可能性があります。

これは、手すりの取り付けや段差の解消など、自宅を安全に改修する費用に対し、一生涯で上限20万円(原則1割負担の場合、最大18万円が支給)まで補助が出る制度です。
昇降機の設置に伴って、階段周りの手すり工事や床の段差解消工事を行う際に、この枠組みの一部を適用できるケースがあります。

自治体独自の高齢者向けリフォーム助成金の活用方法と申請の流れ

介護保険とは別に、各市区町村の自治体が独自に設けている「高齢者向け住宅改修助成金」や「障害者向けの設備設置助成事業」を利用できる場合があります。

自治体によっては、いす式階段昇降機や段差解消機の設置に対して、数十万円単位の大きな補助金が出る地域も存在します。

ただし、これらの補助金は「事前の申請が必須(工事が始まってからでは申請できない)」であり、所得制限や年齢制限、その年度の予算上限に達した時点で受付終了となるなど、条件が細かく規定されています。

導入を検討し始めた段階で、お住まいの自治体の窓口や、ケアマネージャー、または昇降機の専門業者に早めに相談することが重要です。

自宅環境に最適な家庭用昇降機の選定基準5選

「我が家には、いす式階段昇降機とホームエレベーターのどちらが合っているのだろう?」と迷った際に確認すべき、失敗しないための5つの選定ポイントを解説します。
ご家族の現在の状況だけでなく、数年先の生活も見据えて、最適な設備を見極めましょう。

利用者の身体状態と将来的な変化の見通し

まず最も重要なのが、昇降機を利用される方の現在の身体状態と、将来的な変化の予測です。
「自力で歩行や立ち座りはできるが、階段の昇り降りだけが辛い・危険だ」という場合は、低コストで後付けできるいす式階段昇降機が最適です。

一方、「すでに車椅子での生活が中心である」「将来的に重度の介護が必要になる可能性が高い」という場合は、車椅子のまま、あるいは介護者と一緒に乗ることができるホームエレベーターの設置を検討すべきです。

直線や曲線および屋外の階段形状との適合性

いす式階段昇降機の場合、ご自宅の階段の形状によって設置できる機種が変わります。
まっすぐな階段には「直線型」を、L字やコの字に曲がっている階段、あるいは途中に平らな踊り場がある階段には「曲線型」を選びます。

また、玄関先の外階段など、雨風にさらされる場所には、サビに強い素材で作られた「屋外用」のいす式階段昇降機を設置することも可能です。

設置に必要なスペースと既存間取りへの影響

設備の導入に伴う、ご自宅への大掛かりな工事の有無も重要な判断基準です。
いす式階段昇降機は、一般的な住宅の階段幅(約75センチ〜80センチ程度)があれば問題なく設置可能です。
壁の補強なども基本的には不要で、今ある間取りをそのまま活かせます。

対してホームエレベーターは、各フロアに押し入れ1つ分ほどの専用スペース(昇降路)を確保し、床を抜く大掛かりな建築工事が必要になります。
間取りへの影響が大きいため、リフォーム計画と合わせて慎重に検討する必要があります。

未使用時の収納性と同居家族の通行スペース確保

「階段に昇降機を付けると、他の家族が通れなくなるのでは?」と心配される方も多いですが、ご安心ください。

いす式階段昇降機は、使わない時は座面、肘掛け、足置き(フットレスト)をパタンとコンパクトに折りたたむことができます。

レール自体も階段の端に沿って設置されるため、同居されているご家族もこれまで通り、スムーズに階段を通行できるスペースをしっかり確保できます。

設置後の保守点検体制と安全機能の充実度

お年寄りが毎日使う設備だからこそ、何よりも重視すべきは「安全性」と「設置後のアフターフォロー」です。
走行中に障害物にぶつかると自動停止するセンサーや、シートベルトが標準装備されているかを確認しましょう。

また、機械である以上、長年使えば部品の消耗は避けられません。
「売りっぱなし」ではなく、定期的な保守点検(メンテナンス)や、万が一の故障時にすぐ駆けつけてくれる体制が整っている業者を選ぶことが、最大の安心に繋がります。

安全な家庭用昇降機の設置・メンテナンスはアイニチへ

昇降機は、大切なご家族の命を乗せて動く機械だからこそ、価格だけでなく「信頼できる業者選び」が最も重要です。
高い安全性とワンストップのサポート体制で全国から選ばれている「アイニチ株式会社」の強みをご紹介します。

創業以来事故ゼロの安全実績と年間126台の設置・リニューアル対応

アイニチ株式会社は、昭和29年の創業以来、なんと70年以上にわたり人身事故ゼロという極めて高い安全実績を守り続けています。
これは、多重の安全装置を備えた優れた製品力と、妥協を許さない施工技術の証です。

また、2024年度だけでも年間126台の設置およびリニューアル対応を行っており、あらゆる住宅環境の階段や間取りを知り尽くした豊富なノウハウを持っています。

全国対応の施工体制と設置後の定期点検・リニューアル工事のワンストップ対応

大阪本社を中心に、全国47都道府県(一部離島除く)をカバーする広範なネットワークを持っています。
アイニチの最大の強みは、販売・設置して終わりではなく、その後の定期メンテナンス、保守点検、そして将来的な部品交換やリニューアル工事に至るまで、すべてワンストップで対応できる点です。

万が一のトラブル時も、製品を知り尽くした専門スタッフが迅速に対応するため、設置後も長く安心してご利用いただけます。

無料の現地調査・見積りで自宅に最適な1台をご提案

「うちの狭くて急な階段にも本当に付けられるの?」
「全部でいくらかかるのか、正確な費用を知りたい」
このような疑問や不安をお持ちの方は、ぜひ一度アイニチにご相談ください。

プロのスタッフがご自宅へお伺いし、階段の寸法測定や設置条件の確認を行う「無料の現地調査」と「お見積りの作成」を無料で実施しております。
お客様のご予算やご要望を丁寧にヒアリングし、無理な営業は一切せず、ご自宅に最も適した安全な1台をご提案いたします。

[ご自宅の図面作成・お見積り依頼・無料カタログのご請求はこちらからお気軽にお問い合わせください]

まとめ

加齢やご病気によって階段の昇り降りが不安になった際、家庭用昇降機は「住み慣れた我が家で、これからも家族一緒に暮らし続ける」ための非常に有効な選択肢です。

  • 費用を抑え、大掛かりな工事なしで今の階段に後付けするなら「いす式階段昇降機」
  • 車椅子のままの移動や介護者の同乗、将来を見据えたバリアフリー化なら「ホームエレベーター」
  • 導入費用は直線型の階段昇降機で約70万円〜、ホームエレベーターで約250万円〜が目安。
  • 介護保険の適用は難しいものの、自治体独自の助成金や住宅改修枠を活用できる可能性があるため、事前の確認が必須。

昇降機選びで失敗しないための最大のポイントは、「設置後の安全性とメンテナンス体制」です。
長年の事故ゼロ実績を持ち、全国対応で保守点検まで一貫して任せられるアイニチ株式会社なら、導入前の不安から導入後のアフターケアまで、すべて安心してお任せいただけます。

ご家族の安全と笑顔を守るために、まずは無料のカタログ請求や現地調査を活用して、具体的な検討の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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