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大阪(本社)
昇降機の豆知識
ピットとは、穴や溝のことをいいます。
簡易リフトにおいて、ピットを設ける理由は、カゴが一番下の階に到着した時、カゴと床を同じ高さにするためです。
高さを合わせることで、台車の出し入れがスムーズになり、作業の効率化を図れます。
このページでは、そんなピットが完成するまでの流れを紹介しています。
目次
重機で地面を掘削しています。
職人がピット工事をしている様子を撮影しました。
コンクリートを流し込む前に、鉄筋を配筋(設計図に基づいて、鉄筋を配置すること)します。
鉄筋が必要な理由
鉄筋が必要な理由は、コンクリートの特性にあります。
コンクリートは、圧縮力に強く(物体を押しつぶす力)、引張力に弱い(物体を引っ張る力)材料です。そして、鉄筋は、引張力に強い材料です。
そのため、コンクリートと鉄筋を合せて用いることで、圧縮力と引張力に強い材料になります。
続いて、コンクリートが溢れないよう、穴の周りに型枠を作ります。
その後、コンクリートを流し込み、乾燥すればピットの完成です。
※乾燥までの期間は、季節によって変わりますが、おおよそ2~3日です。
ピットの断面図
次は、ピットの断面図です。
それぞれの寸法は、ピットの深さが300mm、コンクリートの厚さが150mm、アンカーボルトが100mmです。
アンカーボルトとは、鉄骨を基礎となるコンクリートに打ち込むボルトです。