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昇降機の豆知識
エレベーターのかご内は、一定の明るさが必要です。
八
かごの床面で五十ルクス(乗用エレベーター及び寝台用エレベーター以外のエレベーターにあっては二十五ルクス)以上の照度を確保することができる照明装置を設けること。
出典:平成20年12月10日国土交通省告示第1455号
上記は、国土交通省が建築基準法施行に基づいて、定めているかごの構造の一部を抜粋したものです。
「かごの床面は50ルクス以上(乗用エレベーターと寝台用エレベーター以外は、25ルクス)の照度を確保すること」と記載されています。
ルクス(lx)とは、照度を表す単位です。
ルーメンが照明装置自体の明るさを表すのに対し、ルクスは、その場所の明るさを表すのに用いられます。
先ほどの法令では、かごの床面の照度と指定されていますね。
最後に、場所ごとの明るさ(ルクス)のおおよその目安をいくつか示してみます。
・ロウソク 10ルクス
・街灯下 100ルクス
・居間 200ルクス
・野球場 2000ルクス