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大阪(本社)
昇降機の豆知識
セーフティシューとは、エレベーターの安全装置の一つです。
マンションや商業施設のエレベーター、ご家庭のホームエレベーターなどに搭載されています。
次の写真のように、セーフティーシューはドアの先端に取り付けられています。
ドアが閉まっている最中に、人や物がセーフティーシューに触れると、閉まりかけのドアが反転して開きます。
セーフティーシューの働きによって、人や物が挟まる事故を防ぎます。
最近、新しく設置されたエレベーターですと、セーフティーシューの他に「マルチビームドアセンサー(光電装置)」という安全装置が搭載されています。
マルチビームドアセンサーが搭載されているエレベーターには、ドアの出入口に赤外線センサーが張り巡らされています。
この赤外線センサーを、人や物が1本でも遮ると、閉まりかけのドアが反転して開きます。
▲赤外線センサーが張り巡らされている様子
セーフティーシューとは違い、人や物が接触することなくドアが開きます。
それによって、ドアとの接触による荷物の損傷を防ぐことができます。
セーフティーシュー・マルチビームドアセンサーに関しては、建築基準法施行第百二十九条の六第一項第一号及び第三号の規定に基づき定められた「かご内の人又は物による衝撃に対して安全なかごの各部の構造方法及びかご内の人又は物がかご外の物に触れるおそれのないかごの壁又は囲い及び出入口の戸の基準を定める件」に記述されています。
七 自動的に閉鎖する構造のかごの出入口の戸は、反転作動(人又は物が戸に挟まれ、又は挟まれるおそれがある場合において、戸の閉鎖を自動的に停止し、当該戸を開くことをいう。)ができるものであること。