狭小住宅にホームエレベーターってどうなの?
ホームエレベーターのある家
と聞くと、何となく「広い家だな~お金持ちそうだな~」というイメージがありますが、最近は、一般家庭に設置されるケースも増えてきています。
特に、近年は、都市への人口集中や核家族化による世帯数の増加など、ライフスタイルの変化により、住宅の敷地が細分化し、いわゆる”狭小住宅”が増えてきました。
そのため、土地面積が15~30坪程度の狭小住宅にホームエレベーターを設置する事例も増えてきています。
では、実際のところ、狭小住宅にホームエレベーターを設置するってどうなのでしょうか?
設置に必要なスペース
狭小住宅にホームエレベーターを設置をする上で考えなければならない事は”設置スペースの確保”です。
「ホームエレベーターを設置するには、広いスペースが必要。」
そんなイメージを持っている方も多いと思いますが、最近は、ホームエレベーターの省スペース化が進んでおり、わずか畳1枚分のスペースに車椅子対応ホームエレベーターを設置することも可能です。
畳1枚分のサイズでありながら、定員は、2人(150kg)です。コンパクトサイズのため、狭小住宅に設置しても圧迫感がありません。
押入れスペースにも設置可能
今住んでいる家に”後付けで”ホームエレベーターを設置する場合は、押入れスペースをそのまま活用することもできます。
多くの一般住宅では、1階の押入れの真上に2階の押入れがあるため、1階の天井を開口するだけで設置スペースを確保できます。
住宅の間取りを変更等が必要ないため、比較的簡単なリニューアル工事でホームエレベーターを導入可能です。
逆に、将来、ホームエレベーターを設置することを見据え、住宅の設計段階から各階を押入れにして設置スペースを確保しておくのも良いでしょう。
価格・予算
高価なイメージの強いホームエレベーターですが、最近は、需要の拡大・技術の向上とともに価格が下がってきました。
価格は、メーカーや商品によって違いますが、おおよそ250~400万円です。
※ここから、さらに保守点検・バッテリー交換などの維持費(ランニングコスト)が発生します。
いす式階段階段昇降機という選択肢
ホームエレベーターを設置したくても、建物の構造(柱や梁の位置)や建築基準法上の問題で、どうしても設置できないケースがあります。
また、予算が合わないケースもあるかと思います。
そんな方は、いす式階段階段昇降機を検討してみてはいかがでしょうか?
定員は1人。車椅子を乗せることはできませんが、60~100万円の低価格で提供されています。
使い方は簡単。椅子に座って、レバーを倒すだけでゆっくりと動き出します。
今ある階段をそのまま使うので、大規模な工事が必要なく、建物の構造制限も受けにくくなっています。工事期間は1日です。
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