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昇降機の豆知識
皆さんは、エレベーターに乗った瞬間に「ブー」というブザー音がなったことはあるでしょうか?
エレベーターは、安全のために乗り過ぎを防止する設計になっています。
具体的には、エレベーターの定員(正確には積載荷重)の1.1倍以上の人が乗ると、警告音が発せられ、扉が開いたままになります。
例えば、6人乗りエレベーター(積載荷重390kg)に合計429kg以上(=390kg×1.1)の人と物がのると、ブザー音がなります。
(エレベーターの安全装置)
出典:建築基準法施行令第129条の10第3項第四号イ
イ 積載荷重に一・一を乗じて得た数値を超えた荷重が作用した場合において警報を発し、かつ、出入口の戸の閉鎖を自動的に制止する装置
ちなみに、日本では、定員1人あたりの重さを65kgで計算しています。詳しくは、『エレベーターの定員は、1人あたり何kgで計算されている?』で紹介。
では、エレベーターに乗った人の体重は、どのように測っているのでしょうか?
実は、エレベーターの床下には”ロードセル”と呼ばれる、質量を検出するセンサーがあります。このセンサーは質量を検出すると、それを電気信号に変換して、数値として出力します。
つまり、「今、エレベーターに合計450kgの人および荷物が乗っている」ということが分かるのです。
エレベーターの床下に、デジタル体重計があると考えていただければ、想像しやすいと思います。