垂直搬送機とエレベーターの違いって何ですか?
Q. 垂直搬送機とエレベーターの違いって何ですか?
A. 一番大きな違いは、建築基準法における「昇降機」に該当するかどうかです。
先に結論をいいますと、
- ・エレベーターは、昇降機に該当します。
- ・垂直搬送機は、昇降機に該当しません。
昇降機は、「一定の昇降路、経路その他これに類する部分を介して、動力を用いて人又は物を建築物のある階又はある部分から他の階又はある部分へ移動・運搬のための設備」と定義されています。
ただし、昇降機の定義に関しては、一部例外があります。
その1つが工場、作業場等に生産設備又は搬送(荷役)設備として専らそれらの過程の一部に組込まれる施設で、人が搬器の品物の搬出、搬入に直接介入せずに使用され、かつ、人が乗り込んだ状態で運転されるおそれのない構造となっているものです。
この条件に当てはまるものは、昇降機に該当しないものとして扱われます。
垂直搬送機は、搬送設備の過程の一部に組み込まれ、人が直接介入せずに物の搬出入が行われるため、昇降機に該当しません。
関連記事:垂直搬送機とは?建築基準法上は昇降機に該当せず、確認申請・定期検査が不要
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