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法定耐用年数とは、税法上の資産価値を表した年数です。
法定耐用年数は、種類・用途ごとに法令(減価償却資産の耐用年数等に関する省令)で細かく定められており、減価償却費の計算の基礎となります。
計画耐用年数とは、物理的な寿命を表した年数です。
計画耐用年数は、BELCA(公益社団法人 ロングライフビル推進協会)のLCC(ライフサイクルコスト)評価指針で定められています。
まとめると、エレベーターの資産価値は17年間であり、およそ25年間使用できるということです。
法定耐用年数 | 計画耐用年数 |
---|---|
17年 | 25年 |
税法上の資産価値を表した年数 | 物理的な寿命を表した年数 |
使用頻度や環境にもよりますが、使用年数が20~25年経過したエレベーターは、各種部品・機能劣化が進んでおり、突然故障する可能性も高くなります。
またメーカー側の事情により、エレベーター部品供給が停止してしまうこともあるため、20~25年を目安に、あらかじめエレベーターのリニューアル・改修工事を計画しておくことをおすすめします。