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昇降機の豆知識
日本で設置されているエレベーターといえば、三菱電機、日立製鉄所、東芝エレベータ、フジテックのいずれかを思い浮かべると思いますが、世界に目を向けると、聞いたことのないメーカーのシェアが高くなっています。
この記事では、エレベーターメーカーの世界シェアをまとめてみました。
目次
現在、世界最大シェアNo1のエレベーター製造会社は、従業員数約63,000名、アメリカ合衆国のコネチカット州に本社を置く、多国籍企業ユナイテッド・テクノロジーズの完全子会社「オーチス・エレベータ」です。
創業者は、エリシャ・オーチス(Elisha Graves Otis)。カゴ落下防止装置の発明者として知られています。
カゴ落下防止装置とは、エレベーターの昇降中にロープが切れたときに、かごの落下を防ぐ安全装置です。(現在は、改良が重ねられた”非常止め装置”として活躍しています。)
この画期的な発明により、高層ビルに”人が安心して乗れるエレベーター”を設置できるようになりました。まさに近代エレベーターの生みの親といえる人物です。
エリシャ・オーチスが創業したオーチス社のエレベーターは、パリの「エッフェル塔」、ニューヨークの「クライスラービル」「国際連合本部ビル」、ドバイの超高層ブル「ブルジュ・ハリファ」、日本の「六本木ヒルズ」など、世界中の有名なランドマークタワーで数多く採用されています。
1874年、スイスのルシェルン州に設立されたエレベーター製造会社です。
世界100カ国以上で展開。毎日10億人以上の人々に利用されています。エスカレーターではシェアトップです。
日本国内では、2006年、東京都港区や石川県金沢市で発生した死亡事故で受注が激減。
2016年10月3日に日本オーチス・エレベータ株式会社に日本でのエレベーター・エスカレーター事業および保守点検・修理を行っている子会社マーキュリーアシェンソーレ株式会社が譲渡。これにより、日本事業から完全撤退しました。
1999年、ドイツを代表する2つの重工業企業「クルップ社(1811年創業)」と「ティッセン社(1867年創業)」の合併により、設立された従業員数約161,000名のドイツ最大の鉄鋼・工業製品メーカーです。
欧州市場でシェアトップのメーカーです。
1910年、フィンランドのエスポー市に設立されたエレベーター製造会社です。
フィンランドではじめて世界進出を果たした企業の1つです。
あまり日本で馴染みがありませんが、アメリカ、ヨーロッパを中心に数多く実績があるグローバル企業。1996年に世界初の機械室レスエレベーターを開発しました。